tea-channelの日記

偏差値72の家庭科教師

【6限目】緊急事態宣言と学校現場

こんにちは!てぃーちゃんです🙌

私が住んでいる地域では、段々と春の陽気が感じられる日が増えてきました。🙋‍♀️

皆さんの周りはいかがでしょうか?

さて、2回目の緊急事態宣言が発令されてから数週間が経過し、少しずつ感染者数も減ってきましたね。…皆さんの生活はどうでしょうか?

年明けから既に2か月以上経ちますが、大きな変化はありましたか?🤔

 

…ということで今回は、全国規模で発令された前回の緊急事態宣言と、学校現場の変化を振り返っていきたいと思います!🌟

なお現在発令されている緊急事態宣言については、どこかで取り上げることができたらな~と漠然と思っています。

では、いっきまーす!

 

思い出せ!緊急事態宣言下の学校現場🤔

あれはちょうど一年前の卒業式。最後のHRを終え、卒業生の門出に湧き上がったあの日、私達教員は吸い込まれるように緊急会議の会場へ向かい、衝撃的な事実を目の当たりにしました。

突然の臨時休校。

会議の終了と同時に私たちは一斉に休校中に生徒が行う課題づくりや、講師の先生たちへの連絡などに奔走しました🤣

 

それから学校現場は大きく変化しました。

 

まず最初に立ちはだかったのが、高校入試です。近隣校と協力しながら、コロナに関するあらゆるケースを想定して、感染対策を徹底させた状態で受験生を迎えました。

今年もコロナの感染対策について何度も議論しているところです。

 

入試終えても、休まりません。

目途が全く立たない来年度の行事や予算、様々な計画を慎重に考え進めなければなりませんでした。当時、ぺーぺーの私の頭を一番悩ませたのは、家庭学習の長期化に備えてオンライン授業ができるようにICTのスキルを上げることを求められたことでした。

簡単に言うと、「動画編集能力等を短期間で体得せよ」ということです。

 

実際に動画撮影、編集をして思ったのが、「一本の動画を作るのに膨大な時間がかかること」、「編集した動画を果たしてどれだけの生徒がスキップせず視聴してくれるかということ」、「家庭学習だけでなく、学校の授業や行事でも活用できそうだということ」…メリット・デメリット両方を感じ取ることができました!

今はサボり気味ですが、この時期に学んだスキルをこれからも生かしていきたいですね🌟

 

それと、、、皆さんご存知でしょうか?教職員にも「在宅勤務の推奨」がこの時期に出されていました。これはもしかしたら、各市町村・都道府県・国公私単位で扱われ方が少し異なっていたかもしれませんが、私の場合は自宅で教材研究を行っていました。

例えば、当時マスク不足が社会問題になっていたため、布マスク作成を家庭科の教材として扱うのはどうか?ということで、他の先生たちの話を聞きながら、実際に作成・分析していました。結構な割合で、在宅勤務を選択していた覚えがあります。

 

臨時休校が終わり、分散登校を経て、ようやく6月頃に完璧ではありませんが、日常を取り戻しました。学校でのコロナ対策については、また別の記事で詳しくお話ししたいと思います。

 

…ということで緊急事態宣言下、生徒のいない校舎は本当に静かで、箱のようになってしまったという印象をもちました。予期せぬ状況が群発に、これからどうなってしまうのだろうかと不安もありました。もうすぐ一年が経ちますが、日常の大切を噛みしめてこれからも生徒と向き合っていきたいなって強く思います。

 

…真面目な感じになっていますが、本心です。

なお宣言前後で変わったコロナ対策以外の部分としては…「働き方改革が進んだこと」「ICT利用のハードルが下がったこと」が挙げられます。これについては、大きな変革だと思うので、改めてお話ししたいと思います。

 

それでは!

 

【5限目】教員の繁忙期っていつ?

こんにちは。

 

暖かい日が増えてきましたね。

ポカポカ陽気で、すぐ眠たくなってしまいます笑🤭

 

さて、今日は学校現場の繁忙期についてお話したいと思います。

 

教えて!教員の繁忙期!

「教員はブラックだ」

と言われますが、勤務校やシーズンによってだいぶ忙しさに差があります。

今日はそのうち「シーズン」に焦点を当ててお話をします!

 

では早速、単刀直入に…

教員をしていて特に忙しいなと感じる時期ベスト5です!(順不同です🙌)

  1. 年度始め(4月〜GWぐらい)
  2. 成績処理の締切前後(学期末ちょっと前)
  3. 行事や大会が多い秋(9月末〜11月)
  4. 入試業務期間(2月〜3月頃)
  5. 年度末(春休み期間)

 

逆に意外とイケるな…💪と感じるのが

  • 長期休業中(夏·冬休み)
  • テスト週間/テスト期間
  • 保護者面談中
  • 学期末

です!

 

繁忙期になると、ストレス症状が体に出てくるので、頭痛薬とか下痢止め必須になってきます笑

ちなみに20連勤くらいする時が、毎年2回程あります。

その時は、13日目あたりからゾーン入って、流石に最終日を終えた夜は…

「真っ白だぜ…😇」ってなります笑

 

反対に、テスト中や長期休業中など、割りかしのんびりできる時はとことん休むことにしています🙋‍♀️

年次休暇もそれなりに消化して、心身のケアに努めています、はい笑

 

最近はテストがあってお休み取り、時期にやってくる入試期間に備えています🙋‍♀️

…とは言っても、まだまだペーペーなのでそんなに重要任務ないんですけどね笑

取り敢えず足引っ張らないように頑張ります💪

 

ちなみに、教員は休み取りづらいっていう話あると思いますが、だいぶ変わってきている印象です。

 

確かに繁忙期になんの前触れもなく、急用でもないのに休むっていうのは難しいかもしれませんが…それは恐らく企業も変わらないと思います。

 

強いて言うなら、部活動指導等の具合によっては、連続で休みを取得するハードルが少し高いかもしれません😅

でも全く取れないという訳でもないので…

 

あとは一緒に働く先生たち同士で労り合いながら、みんなでちょびっとずつ休むのがポイントになってきます。

働いてみて思ったのが、休みやすい環境っていうのは、他の先生たちとどれだけ良い人間関係を普段築いているかが大切だということです!

寧ろそれがクリアできていれば、ちょっと急な休みを取ってしまっても「お互い様ね〜🌷」で済みます😌

 

私の勤務校は、その点本当に良い先生たちばかりです。ただこれもまた学校間による差が出てくる所になりますので、一例程度に留めてほしいなと思います。

 

恒常的な忙しさを望む人には合わないかもしれませんが、「今は頑張る!」「今は休む!」というメリハリをつけたい人には教員オススメします🙆‍♀️

 

…まあ結構、残業してますけどね笑

 

では、てぃーちゃんでした🤸‍♀️✨

 

【年休②】テスト週間最強説

こんにちは、てぃーちゃんです。

休日の昼下がりは、至福ですね〜🥰

 

ここ数週間ですが、テスト週間になっています。同業者の方は共感していただけるかなと思いますが、、

 

まぁ〜気楽ですな笑

 

学校の教育方針によるとは思いますが、部活なし、授業もなし、生徒は早く帰る…👍😂

勿論、日常が嫌って訳ではありません。ただたまに息つきたいときがあるんですよね😅

 

その後の丸付けと成績処理は目が回りますが、なんて言ったって休みが取れる!最高です!

 

働き方改革、めちゃくちゃ大事だと思うので、普段が夜遅い分この時期に調整をはかっています。

 

それにしても、部活なしの休みが2日続くとはのんびりできるな〜😆✨

 

では今日はこのへんで。

てぃーちゃんでした!🙌

【年休①】ちょっと一息🍵

こんばんは、てぃーちゃんです。

最近、ちょっと疲れが溜まっておりまして、執筆の手が止まっていました🙇‍♀️

ぼちぼち無理のない範囲で、これからも頑張りますので、少々お待ちくださいませ…。

 

最近は年度末に向け、行事やら入試やら成績処理やらで…絶賛繁忙期突入です🤣

 

乗り越えるぞ!おぉー!

【昼休み①】頑張れ受験生🌟の巻

こんばんは、てぃーちゃんです。

 

本日は天気がいいですね🌞 

今回は少しのんびり、てぃーちゃん自身のことについて書きたいと思います。

いわゆる雑記です笑

 

普段家庭科の教員として働いていますが、実は家庭科はそこまで得意ではありませんでした。

大学のミシン実習では滑り込みで単位get、調理も社会人になって一人暮らしを始めてからスタートしたようなものです。

 

なので正直教員1年目は…瀕死状態でした笑

今は教材のストックや、ちょっとずつ場数を踏んだおかげでなんとかやれている雰囲気は出せていますが、初任の時はあまりにも自転車操業で、授業準備を前日深夜にやるという無理ゲーでした笑🤣あぁ恐ろしい…😱

教員になりたいよ!と考えている方もいらっしゃるかもしれないので、どこかで教員採用試験や面接対策などのお話もできたらな~と計画しています!

 

ちなみに学生時代に一番得意だった教科は「社会」、次に「国語」でした。

(THE文系ってやつです笑)

「えっ、じゃあ家庭科じゃなくて、社会や国語の先生になればよかったのに、なぜ??」

これはですね、2つ理由があります。

 

1つ目は、「家庭科の魅力に気付いたから、家庭科を教えたかったから」

とにかく生きていくためには「家庭科」が大切、それを後世に伝えたい。

美しい答えですね、自画自賛です笑

これについては、前の記事でも少しお話ししたので、未読の人はぜひチェックしてみてね🌟

 

tea-channel.hateblo.jp

 

 

もう1つは、「超進学校で受験指導ができると思えなかったから」

物凄い現実的で且つ打算的ですが、大学受験を控えた当時、当然ながら周囲の友達も同じように受験勉強をしていました。プロフィールにも書いてある通り、東大京大医学部の現役合格を目指す同級生がゴロゴロ存在していたので…。

「将来教員になった際に、生徒に受験指導ができる自信がない」というコンプレックスの塊が渦巻いて足枷になったという背景があります。(勿論、今は教科指導=受験指導ではないこと、就職する生徒が多い学校があること、何よりも家庭科含め全ての教科が大切で優劣はつけられないこと等…理解しています笑👍)

 

結果的には、家庭科という素晴らしい科目に出会えて幸せですが、家庭科教員を目指した当時から必ずしも全てが前向きであった訳ではなく、学校現場や教科に対する偏見や自分自身が抱える悩みが大きく作用した部分もあります。

ちょっとカッコよく言うと、高校生でありがちな「何でも知っていると勘違いをしている感覚」「今の生活が世界そのものであるという錯覚」が、将来の選択に影響を与えた例です。今思うとだいぶ屈折していましたね…。😅

 

最後になりますが、もうすぐ受験のピーク期になります。

将来について悩んでいるみなさんも多いと思います。

でも最後にすべてを決めるのは自分自身です。親でも、学校や塾の先生でも、友達でもありません。

どんな結果になっても、どんなに悩んでも、自分自身の人生なのでとにかく腹くくって、後悔だけはしないようにしてほしいな~と思います!🙋‍♀️

覚悟さえあれば、どんな逆境でも案外乗り越えられます。現にここにいます笑

 

不思議な雑記でしたね、とりあえずこれだけ言わせてください!

 

「受験生、Fight!!」

 

【4限目】授業の準備ってどんな感じ?その2『実習編』

 こんばんは〜てぃーちゃんです🤸‍♀️✨

 大学共通テストからもうすぐ一週間ですね〜今までのセンター試験に比べると思考力が試されてちょっと難易度がUPしたということでしたが…実際に受験した皆さん、いかがだったでしょうか?

 私も新聞でちょっとだけ試験問題を眺めていまいしたが、結構出題方法が変わったかな〜という印象を受けました!

 てぃーちゃんが現役時代のセンター試験の話は別の記事でまた書こうと思うので、楽しみにしててください😘

 

 では今回の記事は、前回取り上げた授業準備『調理実習編』の続きを書いていこうと思います!

 

授業準備って何する?

〈前回の復習〉

 前回は調理実習の授業準備として以下の5つがあることをお話ししました!

  1. 示範練習
  2. プリント作成
  3. 食材調達、分配
  4. 調理器具、準備
  5. 示範準備

 

 今日は3番から紹介していきます🙆‍♀️

 

3 食材発注、分配

 調理実習を行う際に必要な教材に「食材」が挙げられます。食材の調達は、業者さんに発注して持ってきてもらうケースと、自分でスーパーに行って立て替えで買ってくるケースの2つに分けられます✌️

 献立を見て、何が取れだけ必要か、それが何クラス分必要かを全て計算して食材を探します。計算を間違えたり、食材が必要量なかったりすると授業が成立しないので下さい慎重におこないます。お金の動きもあるので、最後はきちんと決算報告を出します。

 

4 調理器具点検、準備

 鍋やフライパン、盛り付け皿など一回の調理で必要なあらゆる器具を確認します。数が揃っているか、汚れや破損はないかなど丁寧に見ていきます。場合によっては、器具の交換を行い、全員がスムーズに実習を行えるような環境をと整えていきます。

 

5 示範準備

 最後になります!これは授業当日の朝から直前にかけて急いで行います。示範…いわゆる生徒へ手本を見せる時間には、限りがあります。全ての調理工程を見せることができれば良いのですが、場合によっては難しいこともあります。そのため既に経験のあるものや、時間のかかる調理工程(例えばよく知っている具材で切ったり、だしを取ったりすることなど)については予め準備をして実習に備えることをします。これが示範準備です。

 そもそも示範には調理工程の全体の流れを見せる「全体示範」と大事なポイントを細かく見せる「部分示範」の2つに分けられます。これらを使い分けて、効果的な実習を行っていきます。いずれにせよ完璧な示範を見せるためには可能な限り準備を行うことが求められます。

 

 このように一回の実習(今回は調理実習)を行うのにも膨大な時間が必要になります。そしてこの準備を必要な実習分継続されます。家庭科の先生の仕事の一部についてちょっとだけ知ってもらえたら嬉しいです🥰

 

いかがでしたか??!!🥰

では、今日はこのへんで!

【3限目】授業準備ってどんな感じ?『実習編』

 こんにちは、てぃーちゃんです🤸‍♀️✨

 3連休最終日でしたね。

 土日は部活があり、今日は久々の完全OFFデイです、yeah!😆

 最後まであがくぞ〜笑

 

 今日は教材研究…いわゆる授業準備の裏側に迫りたいと思います🙋‍♀️

 

教材研究の裏側−実習編①−

 私は家庭科教員なので、普段の授業では実習(調理·被服など)と、ふつ〜の座学の2つの軸で教えています。今日はその中でも実習の教材研究をどのくらい、どうやって行っているか赤裸々に語りたいと思います!

 家庭科の先生って暇そうに見えるけれど、一体何してるの…?と思った方や、将来家庭科の先生になりたい!と思っている大学生や社会人の方に発信できたらなと思っています🙋‍♀️

 

 実習といっても、調理、被服、保育、介護…本当にいろんな種類があります!

 今回はみなさんが家庭科において比較的印象に残っているであろう…〈調理実習〉の授業準備について取り上げます🙆‍♀️

 

『調理実習編』

 実習の授業準備は、私の場合は主に以下の3つの要素から成り立っています。

  1. 示範練習
  2. レシピ、実習記録の作成/印刷
  3. 食材発注/買い出し/分配
  4. 調理器具点検/準備
  5. 示範準備

 

1 示範練習

 示範とは…

 いわゆる先生が

   「こういう感じに作ってね〜」

と見せるお手本のことです。長年家事で料理してきた人にとっては、

「なーんだ。喋りながら料理するだけでしょ、余裕っしょ」

という感じかもしれませんが、てぃーちゃんはそういう訳にはいきません笑笑

 

 社会人になってから初めて一人暮らしを始めたてぃーちゃん…実家を出るまでまともに料理してきていませんでした。(これは家庭科教員としてはかなり致命的な状況です笑😅)

 

 料理の基本を、生徒に教える前にイチから叩き込むのがこの「示範練習」になります。ひたすら料理、料理、料理、料理…という感じで、どんな難易度の料理であっても大抵5回以上練習します!我ながら大変だ〜👀

 

 何回も練習すると、何となく生徒がミスりやすい所が分かるような分からないような…笑

 

 最近は自分の精神安定剤(こんだけ練習したから大丈夫!!自信もてや!…という感じ)の意味合いが強いです笑

 

2 レシピ、実習記録の作成/印刷

 2つ目は、実習する時に生徒がチェックするレシピ、実習後に反省を書く実習記録の作成と印刷です。

 

 ちなみに…調理実習あるあるなのかわかりませんが、レシピや実習記録は水で濡れてヨレヨレになりがちなので、ちょっとだけ生徒数より多く印刷しています笑

(何か良い対策ないかな〜と思っているんですけれどね、試行錯誤中です。)

 

 私の学校は歴代の家庭科の先生たちが凄すぎて、レシピ集や実習記録が全部データとして残っています🙋‍♀️ありがたや〜🙇‍♀️🙇‍♀️

 なので、基本的にはそれを使いやすいように少しイジって、印刷という感じなのでだいぶ時短になっています!

 

 たま〜に新規のことを取り上げる時にイチから作りますが…1つのレシピに2〜3時間かかっちゃいます😖💦

 精進ですね🙏

 

長くなってしまったので、続きは次回取り上げます🙋‍♀️

ほな!また!