tea-channelの日記

偏差値72の家庭科教師

【部活動】未経験の部活動顧問になるとどうなるのか?

こんにちは、てぃーちゃんです。

今日は部活動指導のについて記事にしたいと思います。

 

〜未経験競技の部活動顧問になるとどうなるのか〜

 

秋になると高校生は、部活動の大会頻度が跳ね上がります。過ごしやすい時期だからかな?

そのため、連日部活動練習、大会参加しているわけですが…本当に指導が難しい😇

そのあたりを今回まとめたいと思います🙋‍♀️

ちなみにてぃーちゃんは、現在剣道部の顧問をしていますが、経験ゼロです。

 

① とにかく競技性、ルールが分からないから、一般的(常識的)な指導しかできない。

 

現在、剣道部を見ていますが、未だにいつ一本入ったか全く分からないという状況です。そのため、当然技術指導は全くできません。できるとするのであれば、「時間を守れ〜」「怪我するな〜」「挨拶しろ〜」とか、一辺倒な感じです😑

幸いにも、部員が非常に優秀で、メニューなどを考えてくれていますし、生徒の自主性という観点においては、理想的な形だと思いますが…

いかんせん、経験者にしか分からない競技の特性?が理解できないので、正直ただ部活動中に、存在してるだけって感じです😅

 

② 外部指導者と部員の橋渡しが難しい

 

今の部活動では外部指導者が週に一回来てくださるシステムですが、部員との折り合いが悪いと橋渡しが難しいな…という感じです。

 

というのも、当方全く技術指導ができない分、外部指導者がその点を支えてくださるのはありがたいですが、その指導が果たして目の前の生徒(部員)の実状にあっているのかが判断できないため…

もしトラブル等が発生した場合に、対処が難航すると予測されます。

これを回避するためには、日頃のコミュニケーションが大切だと思いますので…難しいですね…🤸‍♀️

 

③ 物品購入、試合の流れ、競技ならではの行事等、当たり前なことを理解するまでに時間がかかる(ミスが起きやすい)

 

例えば剣道だと…面紐、胴紐の予備、竹刀を削るための刃物など、経験者なら当たり前な物品すら必要性をすぐに理解できないため、部活動運営上、不都合が生じることがあります。

あと、これは剣道あるあるなんだと思いますが、大会の開会式中はずっと立っていないといけなかったり、監督用の椅子が用意されていなかったりと、知らないと恥をかく場面が多いなという感じでした😇

(先生達は座ってくださいって言われますが、それは教員ではなくて偉い剣道連盟の人たちである…とか笑)

 

そう思うと仮に顧問が2人以上の体制だった場合、部活動の円滑な運営のためにも、少なくとも一人は経験者であるべきだよな~って思いました。

無理だと思いますが、例えば移動できる範囲に別の学校があるなら、自分の経験ある部活動の顧問を他校でやる…みたいな感じだと多少は未経験によるギャップが減るのにな〜って思いますね笑

 

 

以上です。

勝つことにこだわらなければ、のんびりやれて良いと思います。ただ部員の声に耳を傾けて部活動運営をする必要があるので、バランスを取るのが難しいですね。

 

そもそも巷でも言われているように、部活の顧問強制制度自体が時代錯誤感(やりたい人がやる、教科指導が疎かになったり、過労で健康不安出るくらいならやらない)があると思うので、早いところ全面的な外部指導者への委託を希望したいです🙋‍♀️

 

てなわけで今日はこの辺で💃

なお、部活動という教育活動を批判しているわけではなく、部活動を行う上での体制があまりにも理不尽過ぎる点が多いため、現状報告のため取り上げました。

いろいろ書きましたし、もっと闇な部分(部活動の勤務で手当が十分に出ない)も書きたかったですが、私自身、部活動は生徒の成長を勉強以外で見られる貴重な場面で、今の部活動の部員もみんな大好きです。

 

それゆえ、この素直な気持ちが労働環境、条件だけでマイナスにならないことを願って記事にしました。