【新学期】#教員のバトンについて、現役教員が思うこと
どうも、てぃーちゃんです。
新年度始まって10日程経ちましたが、皆さん息していますか?
私は例年に比べるとだいぶ落ち着いてきた気がします😌
勿論、忙しいのは変わりありませんが笑
1つは仕事に少しずつ慣れてきたということ、もう1つは校内の人事異動で肩の荷が下りたということが理由ですね。
(うん、よくやってると思うぞ自分!!😏)
さて、最近Twitterでも大きく炎上しているホットワード「#教員のバトン」
SNSに疎く何かと思って調べたら、どうやら文科省が「若者に教職を目指す原動力になるような教員の魅力を現場から!」みたいなコンセプトで掲げたプロジェクトとのことです。なるほど。それが現場と大きな摩擦を生んでいるとのこと…。
予想はできた、うん。
…ということでこの一連の流れを踏まえて、私なりの教職について話していこうと思います。流行にも乗らなきゃね!
息をしていますか?教職のみなさん。
本題に入る前に、新入社員の皆さんはちょうど今は新人研修でマナーやビジネスにおける基礎・基本を叩き込まれている時期だと思います。
そのオリエンテーション的な研修が終わると、だいたい次に総合職も研究職も、事務職も技術職も新人全員が現場を知るために、メーカーだったら工場でライン作業したり、鉄道会社だったら車掌をしたり…という現場研修のようなものが行われます。
そんでもって、会社のあらましが分かったところで、やっと配属先決定って感じではありませんか?本当にお疲れ様です🙇♀️
…じゃあ教員は?っていうと、これまた結構なショック療法なんですよね🥴
特に新卒新採だった場合、大学卒業後2週間程で突然先生と呼ばれ、授業も教育実習で夜な夜な作成した指導案しかサンプルがない中、いきなりやれって言われ、部活も訳わからない運動部を任されて、全然週休2日じゃないし…
初任者研修も月に1回かろうじてあるかな…という何ともハードモードなんですよね。そりゃ精神病みますよ。
実際私も着任当時連日22時まで残って仕事して、半泣きで帰り道運転していました。(危険なのでやめましょう🙅♀️)
今でも20連勤くらいもザラで、「何やってるんだろう、自分。」ってなることしばしばあります。
勿論、「教員になりたくてなったんだろう、腹くくれよ!」「昔もだいぶ楽になったんだから、もっと頑張れよ!」…みたいな意見もあると思います。
私も正直最初の1年は、『自分の人生だから自分の選んだ道を責任もって進もう』って感じだったので、凄く気持ちがわかります。
だからこそ気持ちが追い詰められるというのか…逃げ出したくても「目の前の大好きな子どもたち」、「帰りを待っている大好きな家族」がちらついて逃げ出せないという強迫観念に近い現象が現れるんですよね。
本当に痛い程わかります。
(一応ですが…どんな意見があってもいいだろうし、皆が同じ意見ということの方が怖いので、私は中立的な立場でいたいと思います。)
ただ1つだけ言えるのは、教職に限らずあらゆる仕事において、人生を棒に振ってしまうような働き方っていうのは正しくないのは確かです。
心身が壊れてしまうまで働くことは勿論、それを取り囲む「今にも心身が壊れてしまいそうな人が生まれてしまう環境」、「倒れる、助けてって言うことさえできない極限状態」は本当に危険です。
原因は昔からの教育界の慣習だったり、責任感やプライドなど自分自身の心理状態から生じたりと、本当に説明ができないんですし、人によって状況は様々なんですよね。いわゆるカオスって感じです。
改めて…「#教員のバトン」は文科省の思惑通り、希望に満ち溢れた内容が発信されることが現場に立つほとんどの教員にとっても本当は望んでいることですし、実際に1人でも多くの方が将来を担う子どもたちの背中を押す側に立ってほしいと思っているはずです。
だからこそ、今実際に「#教員のバトン」でつぶやかれている教育現場の現状に真っ向から向き合って、何を教育現場が求めているか読み解くことが最優先事項だと思います。
素直に教員の魅力を伝えられるような状態ではない、『極限状態』なんです。
ブーイングではなく、嘆き・叫びなんですよね。
活路が見つけられるように、しがない教員ですけど頑張りたいと思います。
最後支離滅裂ですけど、許してくだせぇ😅🙏
それにしても、なんとかならないかなー🤸♀️
ほな!